シリン・センクラッド

シリン・センクラッド

 少年時代にゼファイルスと関わり、魔物の血を飲んでしまったことにより、魔物になってしまった元人間。
 没落しかけた貴族の三男で、責任感や正義感や信仰心の強い善人である。
 その為か、不死身に近い肉体と、強力な力を手に入れてもその心は変わらなかった。
 彼が魔物になってしまってからの人生は、そのの四分の一は自身が変化してしまった理由を知るために使われ、そのあとの三分の一は戦争難民を導くために使われ、そのあとの二分の一は新しい友人の願いの為に使われ、残りは友人の願いの先の責任と、自身の懺悔と思い出の為に使われた。
 魔物になってからの彼は、人の為にばかり生きてしまっているが、ほんの一瞬だけ、彼は記憶を失い、何物でもない自分自身である瞬間があった。
 その瞬間に出会った友人ルカが、シリンにとっての大事な思い出であると同時に、トラウマでもある。
 しかし彼は思い出を思い出す機会に恵まれるまで、誰でもなかったその瞬間の記憶を喪失していた。
 シリンはこの忘れていたという事によって、その時にあった出来事への罪の意識が加算されている。
 昔は、罪を憎んで人を憎まず、しかし不正には身を顧みずに牙を向くような時期もあったが、度重なる喪失や失意に見舞われる中で少しずつ達観していく。
 包容力や、魔法や医学や化学などの技術や知識を身につけていったが、彼がいつも見据えているのは己の中の闇の部分であり、彼はその自分自身の闇にいつも勝てず、その為、常に自分を責めてしまっている。
 非常に根真面目で、お人好しであり、困っている人を見ると放っておけなくなってしまう方である。そのために度が過ぎることもあり、そこから自己嫌悪が生まれていることが多々ある。
 周囲には温厚で、腰が低すぎるくらいの態度であるが、時々厳しい一面も見せる。
 ちなみに彼が一番最初に求めた人生の意味である、自分自身の変化の理由は、ないにも等しかった。その為に彼は自分の為に生きることを諦めてしまっている。
 彼のたどり着いた先は永遠のようなものであったが、部外者からのきっかけによってその永遠は終わり、彼の人生も終わってしまう。
 人としては長すぎる人生だった。


本名

シリン・センクラッド(Siline)

偽名

シリウス・フェノアール、セイリオ

象徴


年齢

外見年齢:30 
実年齢:1583(18056年現在)
16473年生まれ(16世紀)

性別


種族

ホム・ミドドル(人間)
しかし、先祖にアールヴを持つため、外見の特徴はそのアールヴの特徴を強く表している。センクラッドの家の中でも彼だけ際立った特徴を持つため偶発的なものである。

出身地

名称はあとで決めます
外見の特徴に反して北国の出身地である。それは彼の容姿がアールヴ由来のものだからである。
こういった事がラクティマリースにはよくあることである。


容姿

外見の若々しさに反して年輪を重ねた大樹のような静かな雰囲気を持つ。

銀細工のようなつやのある銀色の長い髪は程よく波打っており、大抵は一つに結ばれている。三つ編みが多い。
瞳は深海のような深い青で長い睫を持つ。肌は湿った大地のような褐色である。
体つきや骨格はしっかりして大きいが、その一つ一つの線は細い。
鼻や顎はとがり気味で、どの地の血族のものなのかは一見で判断しにくい。
全ての民族の血を合わせたようなその特徴はエキゾチックな印象を持たせる。
服の趣味はラフなものでも襟付きのシャツを好むなど、清楚で固い趣味である。しかし装飾類に興味を示さないので地味。
苑国では白衣を着ているときがほとんどである。
身長:183 


性格

温厚でありながら時に厳しく、優しさと厳しさを併せ持つ理想の先生のような性格。
しかし重要な感情が抜け落ちていたり自分に厳しすぎて袋小路にはまっていたりする。
人としては生き過ぎていながらまっとうな倫理観。ただ自己犠牲をしすぎる傾向が玉に瑕。

一人称、二人称、話し方。

一人称:僕 二人称:君

イメージ

シリン.jpgシリン服.jpgシリン狼.jpg

  • 最終更新:2018-09-25 23:39:55

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